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2005年10月 9日 (日)

涙そうそう

今年の1月15日。それこそ応募締め切り寸前まで構想を組みたてて、応募フォームから送った。TBSの涙そうそうのエピソード募集。6855通ものお便りが寄せられたそうだ。ドラマを観終わったが、私の送ったものと共通する部分がたくさんあり嬉しかった。もちろん採用されたのは、私の作品でないが。
生まれる直前に父が急死。母子家庭であること。祖母も母も大変な苦労はしたが、精神的な部分では平凡で幸せだったこと。私自身も、父がいない環境を不幸に思っていないこと。そして、登場人物の名前が自分と同じであるのに親近感を覚えた。

私が送った内容は、昨年の暮れに他界した祖母との絆を描いたものだった。
小学校にあがるまで、祖母は同居してくれていた。そのおかげで母は昼間安心して、働けたし、寂しい思いをせずにすんだのだ。
母と祖母の支え、親戚や、地域の人々の支えがあり私は大変助けられた。父親がいないことで、友達は哀れみや同情をもっていたが、それがイジメにつながることはなかった。

これは強がりではない。私を「可哀想」だと見る人間のほうが、不思議であったから。一般的な家庭は父と母がいる。両親がそろっていても、日常茶飯事、夫婦ゲンカが絶えない家庭のなかにいる子供はどんなに不憫だろう。現に、友達が「たかちゃんちってお父さんがいなくていいよね」って言った子もいる。亡くなった父は、どんな人だったか母や祖母から聞いた。写真の中の人になってしまうと、マイナスな思い出は薄れ、優しく美しい思い出が濃くなるようだ。父の話を聞いて私はそう感じた。

母は、橋田寿賀子ドラマなのを喜んでいた。母も私も、自分らと重ね合わせながら最後まで見ていた。

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