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2005年10月16日 (日)

懐かしい恋心と写真

午後、集会の帰りに読みたい本があるので探しに行った。お目当ての本を探し当てることはできなかったが、もう一つの目的があった。同じ場所で昔の知り合いの方の写真展が開催されていたのだ。

写真の撮影者は、もうずい分会っていないけれども、少し知っている人。面識がある人。多くを知らないのに、どんな人物か語るのは失礼にあたるかもしれないが、温かい人だ。
その人と目が合うたび、胸の鼓動が高鳴る。想いを寄せていた人である。

相手はどう受けとめたか分からないが、ラヴレターを何通か書いた。ありったけの感情で熱い指先からペンを走らせた。毎回、一週間もしないうちにお返事が来た。全て、自ら撮影した写真のついたポストカードで。
当時の自分は返事が来る事だけでもありがたいのに、内容に物足りなさを感じた。文は声も表情もない。ただ相手に対する感情が強すぎたから、返事にそんな印象を受けたのだと思う。裏の文章を読んでは、表の写真を何度も何度も照らし合わせた。やはり、大切な人から来た手紙にかわりがない。
部屋に飾った写真をしばらく眺めていた。温くもりが伝わってくる。

今は恋心から人生の先輩へ尊敬に似た感情を持っている。
最近、数年ぶりに手紙を出した。覚えてくれていて、お返事が来た。読んで、あの頃とは違う感情を自分は持っていると改めて実感した。

今日の写真展を観て、やはり温かい人だと思った。あの頃の私と今日の私は、変わったかもしれない。でも通じているのだ。写真が教えてくれた。

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コメント

たかちゃんさん、こんにちは! 大川内です。

わたしは仕事柄フォトグラファーの方と多く接しますが、彼らの多くにとって、自分の撮った写真というのは、会話や文字を使って表現するものに勝る表現手段、コミュニケーション手段だといいます。
恋していたころのお手紙にも、彼はそうやって応えていたんだなと思うと、とてもあたたかい気持ちになりますね^^

余談ですが、
> 恋心から人生の先輩へ尊敬に似た感情
わたしのいまのビジネスパートナーは、公私ともにパートナーなのですが、彼はわたしにとってもっとも尊敬する編集者であり、ライターでした。そしてそれが恋心に変わっても、嬉しいことにその気持ちが伝わってからいまも、彼はわたしにとって尊敬する編集者/ライター、仕事上の大事なメンターでもあるパートナーです。

投稿: 麻生暁美(本名:大川内麻里) | 2005年10月17日 (月) 08時57分

>恋していたころのお手紙にも、彼はそうやって応えていたんだなと思うと、とてもあたたかい気持ちになりますね^^
そうですね。それは、当時より大人になった今になって強く感じます。
尊敬から恋心になっても、尊敬を持ち続ける、素晴らしいですね^^
麻生さんのパートナーのような方と私も出会いたいです(*^_^*)

投稿: たかこ | 2005年10月17日 (月) 23時21分

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