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2005年10月29日 (土)

ボランティア活動

「人のために汗を流しなさい」

「社会に貢献できる人材に育ってもらいたい」

これは共通する師のお言葉です。

私はそんな身分に程遠く、些細なことしかできないのですが、不定期的にボランティア活動や地域活動に参加させてもらっています。

私が一番思い出深いのは、高校に入学して間もない頃に、小4~中2に体験した不登校・いじめ体験を大勢の前で発表したことです。
正直言いますと、人に言われるがまま嫌々の発表でした。
これはまた後日、紹介します。

本日はそのひとつ、バスハイクのある日でした。しかし、風邪を引いてしまったため不参加。高原なので寒かったと思いますが、天気にも恵まれ楽しいひとときを過せたのではないでしょうか。

そこには、病気や事故などの後遺症を抱えた中高年の方々がいて、皆さんそれぞれのペースで、明るく楽しみながらリハビリを行っています。
本日はそのなかのお出掛けだったのです。

初めて参加したのは、昨年の夏。
少し緊張しながらドアを開けると、すでに皆さん集まっていました。
皆さんからすると、私は子供か、孫といってもおかしくない歳なので、若い娘が来てくれたと喜んでいただきました。
こんな未熟な娘でも、少しでもお役に立てることがあり、嬉しいですね。

その日の課題は、自分の好きな言葉を習字用紙に書くというものでした。
詳しい内容を聞かされていなかった私は一瞬、戸惑いましたが、笑顔が素敵なおじいさんの隣に座って一緒に書くことになりました。

リラックス効果のある音色が流れ、人の体温が心地よく充満した部屋。机を囲み、皆さん、談笑しながら、和気あいあいとしている。
ここには不純物などひとかけらも存在しない。
なんと平和な空間だろう・・・。
家から歩いて15分ほどの場所にこんな素晴らしい場所があったなんて・・・。

机に重ねられた詩集がありました。相田みつをの詩。
平和な空間と心洗われる詩。
柔らかい雰囲気に浸っているうちに緊張がどこかへ消え、私はその空間の中へとけこんでいました。

それぞれ出来上がった習字用紙が黒板に張り出されてゆきます。
私は相田みつをの詩を選びました。文字数が多く、細かい字でびっしり書かれた私の紙をご婦人が、口元を微かに動かしながら読んでいるのが分かります。

それが終わるとお茶の時間。
机の上を片付け、お茶菓子を配ります。来ている方が「あっ私やるよ」とお茶を運んでくれました。
この時間も笑顔が絶えず、スタッフの方々は、相手に自信をつけさせる言葉、楽しませる話術を持っていて「凄いなぁ」と驚かされることばかりでした。
やはり長年培ってきた経験なのでしょう。

他にも、絵手紙、俳句作り、結婚式の写真を持ち寄っての思い出話、パズルなどがありました。

昨年のバスハイクには、私も参加したのですが、帰りは、峠道を通ったので車酔いしてしまいました。
吐き気を催して、手で口を覆っていると、その日仲良くなったご婦人の方が、お土産のビニール袋をすかさず差し出してくれました。
もうちょっとで車内でやって(汚くてすみません)しまうところでした(^^;)
手前に座るおじさんも声が出ないのですが、心配してくださり、後ろの席からもビニール袋がわたってきました。
お騒がせしてしまいましたが、皆さんの気づかいに、目頭が熱くなりました。
ボランティアをする側が逆にボランティアをされた。少し恥ずかしい出来事でした。

人生の大先輩であり、私には計り知れない経験をされてきたであろう皆さんです。
私の病気のことは、当然知らないと思います。
私も皆さんがどんな経緯を辿ってこられたのか詳しくは知りません。
やはり、自分が辛い経験をすると、人の痛みが分かるようになる。優しくなれるのですね。
一挙手一投足に、相手へのいたわりが込められているように映ります。

それこそ、教科書では学べない”生きる”ということの勉強だと毎回感じています。

今日の薬 アナフラニール メデタックス 睡眠薬はここ2日止めています。

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