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2005年11月10日 (木)

大切な人の死

私はこの運命とも呼ぶべき、様々な壁にぶち当たり、人生の勉強ができていると思います。
つまり、どんなに苦しくとも、辛くとも、のちに自分の人生観・価値観に反映されているんです。

差別を受けました。親・親戚からも理解されず、出口のないトンネルに入ってしまったような暗闇を知りました。

「不登校を乗り越えた」「いじめを乗り越えた」「病気を乗り越えた」
そういった体験談を目にしても、励まされるどころか急かされてる気分になるだけでした。

深い暗闇に閉じ込められている人間に、外からの光は入らない。
人が励ましてくれてもそれは、ブラックホールに吸い込まれていくだけ。

昨年、友人を亡くしました。
私よりも声のトーンが高く、いつもニコニコしている子でした。ひまわりのような子で、心の奥に潜む暗闇を私は、見抜くことができなかった。
その子が地元に戻ってからはメール友達になりました。多くて一日数回ほど交換していましたが、そのうち返事が遅れるようになり、一ヶ月に一度になりました。久しぶりにメールをすると、送信エラーが表示され、その後、音信不通となってしまった。
手紙を出しても返事が来ない。

頭を駆け巡る嫌な予感。
しかし、それは「体調を崩してしまったのかな」という程度だった。

今年の1月。
一本の電話が鳴った。
母がでて「えっ・・・」と言って、絶句してしまいました。その声に、咄嗟に振り向くと母は、動揺した表情で必死に相手をなだめ始めました。
会話内容からすぐに、友人の事だと察知しました。母のもとに寄って、耳をすますと受話器から微かに泣き声が聞こえてきます。
昨年の夏、私の知らない間に友人は旅立っていってしまいました・・・。

そのすぐ1か月ほど前に祖母をなくしました。
94歳の死と若き死。
強烈なコントラストに私は、眠れない日がつづきました。夜になっても電気を消す事ができず、部屋に朝日が射す頃までつけっぱなしでした。
3週間ぐらい続いたでしょうか。夜になるとものすごい恐怖と悲しみに全身が震え、紛らわすためにTVの音をイヤホンで聞き続けました。

気づいてあげられなくてゴメン・・・。

のちに共通の友人から聞いた。

「もう限界だった。生きてること自体が苦しかったの。だから、楽になれて良かったと思う・・・」

私は友人を責める気持ちはなんにもない。
ただ、ただ、楽になれて良かったね。同じ言葉しか浮かんでこない。

心が美しかった。純粋であればあるほど、他の人が避けることにも、真っ向から入り込んでいった。嫉妬も悪口もいわない人。
その透明感に吸い込まれそうだった。

人の魂は、この大宇宙に溶け込んでまた生まれ変わるなんていう。

魂は永遠。

この言葉を信じたい。

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